【育児奮闘記 第3話】妻の「仕事やめるやめる詐欺」に翻弄される日々

育児奮闘記

4月。娘がついに保育園デビューを果たし、同時に妻も育休を終えて仕事へ復帰しました。

家族全員にとって、大きな生活の変化の始まりです。朝はバタバタ、保育園の支度に送り迎え、帰宅後もやること山盛り…。

正直、毎日があっという間に過ぎていきます。

そんな最中、妻がポツリとある一言をつぶやきます…

育休明け直後に飛び出した「仕事辞めたい」宣言

そんな慌ただしい日々のなかで、妻は久しぶりの社会復帰に緊張と期待が入り混じっていたようでした。

しかし――復帰して数日後、家でぼそりとつぶやいたのです。

「もう無理かも。今月で仕事辞めるから」

え? そんなにすぐ?!

驚きつつも、僕は親身に話を聞きました。

子どもを預けて仕事に向かう不安、慣れないリズムに体がついていかないこと、職場の雰囲気に馴染めないこと…。

どれも本当に大変だと思いました。

一転、仕事が楽しくなってきた?!からの…

どうしようかと心配し、これからのことをぼくなりに悩んでいました。

そんなある日、仕事帰りの妻がニコニコして帰宅しました。

「なんか、仕事楽しくなってきたかも!」

まさかの展開に、こちらが拍子抜け。

でも、その笑顔を見て心底ホッとしたのを覚えています。

……しかし。

その安心感も束の間、数週間後にはまた「もう辞めたい」モードが再燃。

それ以降、

  • 「やめる!」
  • 「楽しい!」
  • 「やっぱりやめる!」

というループが続いています(笑)。

パートナーの気持ちにどう向き合うか

最初の頃は、毎回本気で受け止めていたので、僕自身も一喜一憂して正直疲れてしまいました。

でも今は、妻の心の浮き沈みを「そういうもの」と受け止めるようにしています。

とくに、妻が「辞めたい」と口にする日は、たいてい疲れていたり、気持ちが落ち込んでいることが多いんです。

だから最近では、

  • まずは話をしっかり聞く
  • 否定せずに共感する
  • 休日にはリフレッシュできる外出を計画する
  • 疲れていそうなときは、デザートを買って帰る…(これは、ぼくの妻特有かも)

この4つを心がけています。

聞く姿勢を大切に

無理に「頑張れ」と励ますよりも、

「今日もよく頑張ったね」

「そっか、大変だったね」

と受け止めるだけで、妻の表情が少し柔らかくなる気がします。

実際、そのように対応していると自然と妻も「やめる!」と言い出す頻度が減ってきたような気がします。

休日リフレッシュのすすめ

週末には、ちょっとしたドライブや公園へのお出かけを提案するようにしています。

特別なことじゃなくても、外の空気を吸ってリフレッシュするだけで、気持ちがだいぶ違うみたいです。

育休明けの復帰は、家族みんなの挑戦

今振り返ると、

育休明けの仕事復帰って、本人にとっても家族にとっても本当に大きなストレスなんだと思います。

慣れない保育園生活、仕事のプレッシャー、子どもに対する後ろめたさ…。

「やめたい」と思うのは、逃げでも甘えでもなく、自然な感情なんだなと気づきました。

僕自身も最初は「辞めるって言ったからには本当に辞めるべきかも?」と真剣に悩みましたが、

今では、

「波があるのは当たり前。焦らず付き合っていこう」

と、心にゆとりを持てるようになりました。

まとめ|焦らず、ゆっくり、家族で支え合おう

この体験を通して、もし同じようにパートナーの気持ちの波に戸惑っている方がいたら、伝えたいです。

焦らなくて大丈夫。

揺れながらでも、少しずつ前に進んでいけます。

そして、何より大事なのは、家族みんなで「無理せず生きること」。

時には立ち止まってもいいし、寄り道してもいい。

長い目で、ぼちぼちやっていきましょう!

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