子育てをしていると、いろんな“壁”にぶつかりますが、
我が家にとっての初めての大きな壁のひとつが「水分補給」でした。
娘がなかなか水やお茶を飲んでくれず、パパもママも毎日悩みました。
今回はそんな“飲まない娘”との奮闘記をお届けします。
哺乳瓶拒否、ストロー拒否、コップも拒否
娘が生後6か月を過ぎた頃、離乳食とともにお茶やお水で水分補給を始めるようにと
アドバイスを受けました。
しかし…やってみると全然飲まない!
哺乳瓶で与えてみるも拒否、ストロー練習用マグもダメ、
コップに至っては振って遊ぶだけ。(何度も床がビチョビチョになりました…笑)
「まぁ、最初はこんなものかな?」と様子を見ていたのですが、
暑い日が続くようになると心配は募るばかり。
特に発熱したときや汗をたくさんかいた日など、
「ちゃんと水分とれてるの?」と不安でいっぱいでした。
実際、水分をなかなか取ってくれなくて脱水気味で病院にかかることもありました…
幸い早めに病院に行ったことで大事に至らなかったので安心しました。
あの手この手を試した日々
飲んでくれない日々が続くなかで、夫婦で試行錯誤が始まりました。
味つき作戦
まず試したのが「味つき作戦」。
麦茶の代わりに赤ちゃん用のりんごジュースを試したり、
少し温めたり、逆に冷たくしてみたりと温度調整も工夫しました。
でも…一口飲んでめちゃくちゃ渋い顔をする娘…
あるときは、口に合わなかったのか「べーっ」と出す娘…
それを見て驚くぼくと妻の顔を見て喜ぶ娘。
これまたエンドレスループの始まりです…笑
見た目で釣る作戦
次に挑戦したのは「見た目で釣る作戦」。
お気に入りのキャラクター(アンパンマンなど)の
ストローマグやコップをいくつも揃えました。
これが多少効果あり。
飲まない日もありましたが、お気に入りのキャラの時は
ちょっとだけ飲んでくれることも。
だけど、大半はコップの方にくいついていました…笑
「ごっくんごっくんゲーム」
ある日、ふと思いついて
「ごっくんごっくんゲームしようか!」と提案。
パパがコップでお茶を飲んで
「ぷはー!おいしー!」と大げさにリアクション。
すると娘、ニヤリ。ちょっとだけ飲んでくれました!
これが大ヒット!
「一緒に飲もうね」「ママにも見せてあげようね」と
遊びの中で自然に飲ませるようにすると、
少しずつではありますが、水分をとることへのハードルが下がってきたようでした。
もう一つ大事な事があって、キャラクターのコップを集めたにも関わらず、
一番水分を飲んでくれるのは、大人用のコップのときなのです…笑
もし、大人用のコップを試そうとするときは、
コップの中身は、少なめに必ず大人が見てあげてるときにしてあげてください!
成長とともに変わる飲み方
1歳を過ぎる頃からは、徐々に「自分で飲みたい」という意識も出てきて、
ストローでもコップでも上手にごくごく飲めるように。
今では自ら飲み干したコップを見せつけてきて「(コップの中身が)ない!」と
ドヤ顔で見せつけて来るようになりました。笑
あの頃の苦労を思い出すと、なんだかじーんとします…。
無理に飲ませるより「飲みたくなる環境」が大事
今回の経験で学んだのは、
「飲ませなきゃ!」と焦ると、かえって逆効果になること。
大人だって気が乗らないときに
「これ飲んで!」としつこく言われると嫌になりますよね。
娘にも娘のタイミングや気分があるんだなと、
親として少しずつ理解していきました。
それに、飲まないとき=親もイライラしてしまいがちですが、
まずは「どうすれば楽しく飲めるか?」を夫婦で一緒に考えて、
実験するくらいの余裕を持つことが大切なんだと実感しました。
【まとめ】同じ悩みを持つパパ・ママへ
水分を飲まない子、けっこう多いです。でも大丈夫。
いろいろ試してみるうちに、きっとその子に合った方法が見つかるはず。
我が家もまだまだ育児は手探り状態ですが、
一歩ずつ一緒に進んでいければと思っています。
毎日子育てに奮闘しているパパ・ママのみなさん、
一緒にゆるっと頑張りましょうね!
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